2016年 09月 30日
彼岸花と黄色い蝶
これも通り道。
小学校のフェンスの外にある花壇に彼岸花がたくさん咲いている。あの世の花という意味。
たしか小津安二郎監督の『彼岸花』を映画館で最初に観たのは高田馬場だったと思う。他の小津監督の映画は、銀座にあった並木座でほとんど観た。
映画の『彼岸花』好きだなぁ。この映画は、出演者も素敵な俳優さんばかりでした。若いときに好きな俳優を聞かれると佐分利信と笠智衆とずっと答えていたときがある。中村伸郎も大好き。
有馬稲子と山本富士子と久我美子の3人のチャーミングなこと。大きな役ではなかったが桑野みゆきも出ていた。田中絹代と佐田啓二も存在感がある役どころ。
わたしが20代後半に小さな役で出た映画。その映画に久我美子さんも出演された。台本を開いてお名前を見つけたときの興奮を思い出す。
久我さんがお出になるシーンの世田谷線やその周辺のロケ地での撮影を、出番じゃないのに監督が許してくださって、1日そっと見学させてもらったのは良い思い出。
by minako-info
| 2016-09-30 00:23
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