2008年 11月 07日
シャツとパンツ
シャツとパンツ姿が似合うウディ・アレン。この色のシャツとパンツの組み合わせ、かなり好き。
この頃、ふだんの暮らしでスカートをはいていません。ジーンズやパンツばっかりです。アルバイトが動きまわることが多い仕事という理由もあるかも。
20代は、けっこうミニスカートやワンピースを機嫌よくはいて楽しんでいました。体つきが女の子っぽくなる前の小学5、6年頃までは、男の子によくまちがわれていた反動か、特に高校生から20代前半はここぞとばかりに女の子の格好を満喫しました。
シャツというものが好きです。ギンガムチェック柄やボタンダウンのシャツや、ダンガリーシャツや、寒くなったこの季節は、部屋着でも登山シャツみたいな丈夫で暖かいのを着ています。
昔のリンゴ農家の男の人が着ていたようなルパシカシャツみたいな襟なしのシャツは、女の人が着ると鎖骨が見えてきれいです。
さかのぼることこども時代。季節が変わる前になると、街にあるジーンズショップみたいな小さなお店に父と母に連れて行かれました。シャツやジーンズやジャンパーなどいくつか試着して、似合うものを選んでくれた。
いま考えると、上等なものをたくさんではないけど、ちゃんと親から与えてもらっていた気がする。兄弟が多かったから大変だったろう…。いまさらながら感謝している。
今はない青森市内にある百貨店で買ってもらったふわふわした毛糸の桃色のセーターや、着ただけでスピードが出そうなスキーウェアや長くつを選んでいるときのうれしさ。百貨店に出かけることは特別なことで、ワクワクしたものだ。不思議と秋から冬を迎える前の記憶ばかり。雪国で暮らす人間に、冬じたくは大切な行事なのだ。
閑話休題。
やっぱりシャツは、シンプルでしっかりした仕立てのがいい。長持ちするし飽きがこない。
イメージとしては、おじいちゃんや男の子が似合って着ているようなシャツが好き。
マーガレット・ハウエルのお店で素敵なのがあったけど、高くて手が出ない。女の人だとキャサリン・ヘップバーンやマーガレット・ハウエルやジェーン・バーキンやダイアン・キートンの映画の中でのシャツの着こなしが好きです。
わたしのシャツは長年着ているものがほとんど。中にはヨーロッパのどこかの国のボタンや刺繍やレースがかわいいアンティークシャツもあります。
リサイクルショップや古着屋さんで状態がよいのを見つけたり、夏なら値段も手頃なインドやアジアの国々のリネンシャツやコットンシャツも着ます。
いまも膝掛け毛布をして、冬場に着まくっている厚手シャツを着ています。シャツは、日々の相棒。
by minako-info
| 2008-11-07 18:21
| from mina