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りんご

大人になってから、りんごが好きだと気づいた。ちいさいときから庭にも木があったし、定年後のじいちゃんが一生懸命においしいりんごを作ろうと熱心に取組んでいたのも覚えている。りんごは、いつだって家にあったから良さに気づかなかった。

赤くて形もかわいい。いつまでも香りがよく長持ちする。シャリシャリとした歯触り。熱があって何も食べたくないときにすり下ろして食べたときのウマさ。毎年この時期になると母からりんごが届く。たちまち甘い香りに包まれてアパートの小さな部屋も上等な寝床になる。

いつの間にかりんごが好きになっていた。そんな風なものが作れたらいいなと眠りにつく前に思う。
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by minako-info | 2008-09-29 02:58 | from mina

十五歳

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15歳真っ盛りのめいっこに送りました。アンジェラ・アキのCDを買うの何かちょっと照れた(笑)

たまたま夜中にテレビをつけたら、全国の中学3年生がNHK全国学校音楽コンクールに向けて合唱を熱心に取組む姿を追ったドキュメンタリー番組をやっていた。課題曲は「手紙~拝啓十五の君へ~」。

歌手のアンジェラ・アキさんが15歳のときに未来の自分に手紙を書いていたものを、アンジェラさんのお母さんがずっと大切にしてくれていて、最近になってアンジェラさんのもとに届いた。その手紙のことをすっかり忘れていたアンジェラさんは手紙を読んで、今だったら15歳の頃の悩み多き自分に向けて何を言ってあげられるだろうかと考えてピアノに向かって出来た歌。



拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう

十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです

今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は 誰の言葉を信じ歩けばいいの?

ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて 苦しい中で 今を生きている



拝啓 ありがとう 十五のあなたに伝えたい事があるのです

自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる

今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は 自分の声を信じ歩けばいいの

いつも時代も悲しみを避けて通れないけど 笑顔を見せて今を生きていこう



まっすぐな歌詞と歌は、いまちょうど15歳の子たちが歌うだけで特別なものになっていた。

15歳の頃の自分に、今だったら何を言ってあげられるだろう。大変なことが人生でこんなにもあるなんて思っていなかったもんなぁ…。もう少しマシな大人として生きてると思ってたけど、まだまだ必死で生きてる最中だ。

わかってる!大丈夫だからね!無理しないで!きっとよくなっていくよ!としか言ってあげられない。

ドラマなのに、卒業式の日に金八先生が3Bの生徒たち一人一人に贈る言葉を聞いて感情移入して号泣しているくらいなので、まだまだ思春期を生きてるような自分が、大切なめいっこに何もうまいこと言ってあげれないのがもどかしい。

しんどくなったらCDを聞いてほしい。
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by minako-info | 2008-09-29 02:51 | from mina

駅から5分 #2

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「駅から5分」2巻が出ました。どのエピソードもシビれる。

くらもちさんの描く男子を好きになって30年あまり。つれない男に、いちずな女。いろんな男の子と女の子。連載は楽しみに立ち読みしていたけど1冊になると“くらもち漫画”の新しさと普遍さとスゴさに震える。まだぜんぶ読んでないから、きっと繰り返し読んぢゃうな。

くらもちさんの新作を読めることは、生きてるごほうび。おおげさでなく。そう思います。
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by minako-info | 2008-09-24 00:54 | from mina

豚汁好き

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きょうの東京は肌寒かった。こんな日は豚汁を作って食べます。

野菜はぜんぶ母の育てた野菜。実家の母から丹精こめた野菜が届くと、野菜についた泥や土の匂いで実家にタイムスリップします。懐かしい匂いを嗅ぐとしあわせな気持ちになる。そのあと、すこし泣きたくなる。

きょうの豚汁は、前回母が送ってくれてちょこっとずつ残ってた野菜を使いきりたくて具だくさん。いっぱい食べれるように小さめに野菜を切りました。野菜の味を楽しむのにゴロっと大きいままの日もあります。

具は、豚肉(バラ肉使いました)・なす・かぼちゃ・きぬさや・にんじん・だいこん・長ねぎが入ってます。

きのこの季節になると数種類のきのこで作ったり、とうふや油あげや凍み豆腐や大豆食品を入れたり、根菜や洋風な野菜で作ってみたり。豚汁はカレーに匹敵するくらいどんな材料も受け入れる器の大きい料理。ひとつの味に飽きたらカレー粉をいれたり牛乳をいれて変形させたりします。

七味や一味を振ると和な味だし、コショウを振るとみそスープって感じになりおいしい。

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by minako-info | 2008-09-23 01:21 | from mina

バニラとヨーグルト半々

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最近よく食べてるもの2つ。バニラアイスと無糖ヨーグルトを半々で混ぜたもの(勝手に“バニラとヨーグルトの半々”と呼んでいます)と母から届いたワイルドなプルーンっぽい木の実。

けっこう疲れたときも“バニラとヨーグルトの半々”は、元気になる味。混ぜ具合で色んな味を楽しめる。手頃なバニラアイスで十分おいしい。こどもの頃に食べた“スカイ”って名前のアイスに味がすこし似ています。

母が送ってくれたプルーンっぽい木の実は、熟していて超甘い。すももとかソルダムに味が近くて好きな味。記憶がまちがいなければ母の職場の周りの森に大きな木があったから、その木の実だと思う。皮が巨峰色をしていて、かむと一瞬巨峰の味もする。なんて名前なんだろう。熟したプルーンなのかなぁ…。

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by minako-info | 2008-09-20 23:00 | from mina

古本屋さんの88円棚で見つけた本

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古本屋さんの88円棚で見つけた本2冊。

『武』 武術家 甲野善紀/漫画家「バカボンド」「スラムダンク」著者 井上雄彦

お2人の対談本。前から甲野さんの“ねじらない、ためない、うねらない”身体の使い方を提唱している古武術に興味があり、さらにバカボンドの井上さんとの対談とは豪華。武士道や武術だけでなく、さまざまなテーマで話しています。今のところ読んでてかなり面白い。お二人の仕事に対する思いを何気なく読んでいたら勝手に涙がツーと出た。いい本。

『茶色の朝』 物語・フランク パヴロフ/絵・ヴィンセント ギャロ

フランスで2003年ベストセラー第1位だった本の日本訳版に、ヴィンセント ギャロが描きおろした絵が入っている。ひたすらグリグリグリグリ描いてる表紙の絵に惹かれた。この人の絵は、白いキャンバスが似合うなぁ。表紙と5ページにあった絵が好きだった。
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by minako-info | 2008-09-20 04:59 | from mina

パンフレット好き

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学生時代に観た女の子が主人公の好きな映画のパンフレットetc…。手放したのもあるけど、いくつかは大切に持っています。

よく映画のパンフレットを眺めます。映画のパンフレットは、その映画を観たときの気持ちにもどるのが楽しい。モリー・リングウォルドのファッションもおしゃれで可愛かったなぁ。

最近の懲りに凝ったおしゃれなパンフレットよりも、昔の映画館に当たり前に売っていたようなパンフレットが好き。
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by minako-info | 2008-09-20 04:15 | from mina

市川監督ありがとうございました。

いまラジオを聞いていたら、市川準監督の訃報を耳にしました。

1996年に「東京夜曲」という映画でオーディションを受けて、端役で選んでくれました。ほんとうにうれしくてたまりせんでした。

撮影現場は、市川監督のお人柄をあらわすかのように穏やかで温かな中にキリっとみんなが自分の役目を成し遂げていける雰囲気に包まれていて、勉強になることばかりで楽しい記憶しかありません。

そういえば、とんかつ屋さんやいくつかの映画館で監督とバッタリ会ったこともありました。いつも柔らかい表情をしていらっしゃいました。そこが男らしくてカッコよかった。またいつか市川監督とお目にかかれる日が来ることを楽しみにしていたので心残りです。

オーディションや撮影時や打ち上げのとき、わたしのことをよく理解してくれてるような心に残る言葉をいくつかかけてくださいました。ジーンとして泣きそうになったけどグッと堪えました。年賀状に書いてくださった言葉も忘れません。市川監督のご冥福を祈ってもう一度かみしめたいと思っています。

銀座並木座で観た「トキワ荘の青春」は、小津監督や昭和の映画に流れるよい空気と同じものが流れていた。市川監督の残してくれた好きな映画を見直したいと思います。

市川監督、ほんとうにありがとうございました。出会えてうれしかったです。
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by minako-info | 2008-09-19 19:39 | from mina

いちじく

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この秋、初いちじく。和歌山産。こぶりだけどうまかったぁ。

朝にヨーグルトに入れて食べようと思って楽しみに半分残しておいたのに、あと1個…もう1個で終わろう…って、ぜんぶ食べてしまった。晩ご飯のあとに。

秋はたべものの誘惑に勝てませ~ん!コンビニの新発売の肉まんも無視出来ない。栗ごはんも作りたいし、さんまも早いうちに食べたいな。まんずまんず。
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by minako-info | 2008-09-17 00:07 | from mina

おもちゃ屋

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庄野さんの本は、よく電車のおともにします。

近くの老舗古本屋さんに行くとかならず聞く一言がある。“庄野潤三さんの何か入りましたか…”

“庄野さんの新しいの入ってないなぁ。また探しとくから来てみて”とだいたい古本屋さんの社長さんに言われる。“はい、また来てみます”と店を後にする。それが挨拶になっている。

なんと、きょうは「おもちゃ屋」という庄野さんが書かれた初の短篇連作集を入れてくれていた。うれし過ぎる。からし色の布張りの本を何度も触り、読める喜びをかみしめる。

読み終わった本を売ったら600円になり、この本は500円にしてくれた。うれしい。

一篇ずつ大事にゆっくり読もうと思ったのに、アパートにもどったら面白くてあっという間に読んでしまった。
初の短篇連作集の30代の庄野さんも、80代の庄野さんの文章も変わらずに面白い。

ささやかな日常の営みのなかで、誰しもが感じる「危険」を取り上げている短篇なのにどの話しもクスっと笑ってしまった。庄野さんが描くと、危険も何だか可愛らしい。

ささやかな日常を、活気とおかしみと慰めをもたらしてくれるような庄野さんの文学に出会えてよかった。

庄野さんご夫婦は、どんなこともよく話している。家族や周りの人たちがみんな物語の主人公になる。

庄野さんはイヤなことは書かない。その作家としての姿勢も好きだ。強い意思がないと貫けないことだと思うから。

庄野さんは日常を面白がる名人だけど、奥さんもすごい。その日にあった出来事をだんなさんによく話しておしえてあげる。それを面白がり聞く庄野さんも素敵だし、ささやかな日常の出来事を面白く再現して話せる奥さんの才能も名人芸だと思う。

※「おもちゃ屋」収録作品

「沢渡り」「燈油」「おんどり」「甘えび」「くちなわ」「ねずみ」「泥鰌」「うずら」「おもちゃ屋」
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by minako-info | 2008-09-16 17:40 | from mina

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